枕の高さ2007/07/20 15:02

「枕があってないのかなぁ?」

首周辺の傷みや凝り、違和感を訴えるほとんどの方が一度は口にしたことがあると思います。

枕は、寝ている間の首の骨のS字状のカーブを、自然な形に支える役割があります。

そのため、立ったときの自然な首の骨のカーブを維持できる高さに合わせるとよいと言われています。


首のカーブを計測するには、

   1)自然に立ち

   2)首の付け根に、背中の線に合わせて垂直に目印の板などを置く

   3)首の一番わん曲の深いところと目印の板の間を計測

計測の結果がそのまま枕の高さになるわけではないのですが、だいたい平均すると枕の高さが3cm位に落ち着くようです。


また、寝返りのことを考えた場合、今度は首の骨と背中の骨が一直線になるような高さが必要になってきます。

この時、枕の高さは5cm位になるようですが個人差がありますので実際に使用して、身体の姿勢が良い形になるようにしてください。

身長や体系により枕の高さは、変化していきますが、真ん中が少し低く(首の角度を維持)、サイドが少し高く(寝返りの時の角度を維持)なっているものが良さそうです。


以上のような一般的な枕とは違った意見をもとに作られている枕もあります。

それは、整形外科の先生が研究して開発されたものです。

その枕は、個人の体系に合わせ、寝返りを阻害しないフラット構造のものです。


寝返りをして横向きになった時は首の骨が一直線になるように考えているところは同じですが、仰向けに寝た時はS字状のカーブにポイントを置くのではなく、首の各骨の間から伸びる神経や首の血流量にポイントを置くものです。

よって、仰向けに寝た時に、首の骨の間隔が十分開くような角度に調節するものです。
                   (成瀬整形外科 ・ 枕研究所)


肩こり、頭痛、手の痺れなどの症状をお持ちの方、またよく寝違えてしまうような方はこちらの枕の方が症状を改善できるのではないでしょうか。

(高さに関しては、各個人の体系に合わせるので具体的な数値はありません)


結論として、枕の高さはコレというものが言えませんでした。

実際に試して最適なものを選んでいただくしかないようです。

カロリーダウン(油)2007/07/23 17:25

油は、健康や美容の為に最低限量(10~20g)は必要なものです。

不足すると、運動機能・免疫力などの低下や、肌の調子を悪くすることもあります。

しかし、大さじ1杯で約120kcalとかなりのカロリーがあり、摂り過ぎは体重増加の原因になります。


日々の食事やお弁当でおいしいものをたくさん食べたいですよね。

そこで、ちょっとの工夫でカロリーがダウンできないだろうか調べてみました。


1)調理法

フッ素(テフロン)加工のフライパンを使うことで炒め物の油の量が減らせます。

また、フライパンを良く温めてから油を引くと広がりやすく、油の量を減らせます。

オイルスプレーを用いて、衣に吹きつけてオーブンで焼くと油の量をカットできます。

古い油は粘り気が出てくるため、油切れが悪く油の残りが1~2%多くなります。早めに新しい油に交換しましょう。

揚げ料理の衣の種類でも工夫をすることが出来ます。

吸収が多い順に ⇒  春雨揚げ > フリッター > 天ぷら > フライ > から揚げ > 素揚げ

ひと口サイズではなく少し大きめのサイズで揚げると、食べる数を減らせるので衣の量を減らすことができ、油の吸収量を下げることができます。

調理して鍋から取り出す寸前に少し温度を上げると油切れが良くなります。

火の通りにくいものは油の吸収をアップさせがちです。

肉には切れ目を入れたり、下ごしらえの段階で茹でたりしておくよいでしょう。

また、硬い野菜は油の吸収率が低いのでおすすめです。


2)素材

油物を食べるときは、食物繊維を意識して食べるようにしましょう。

食物繊維は油の吸収を抑える働きがありますので、ビタミンB2やレモンと合わせることで中性脂肪の吸収を抑制できます。

パン粉は、乾燥した細かいパン粉を使うことでよりカロリーを抑えられます。

また、素材に水分が多くついていると衣が着きやすく油を吸収しやすいので、素材の水分を良く拭き取りましょう。

そして、粉やパン粉を少し落としてから揚げましょう。


3)その他

夜に油物を食べるのは避けましょう。

基本ですが、揚げ物の回数や量は減らしましょう。



手間をかけるということは大変ですが、身体のためだと思って頑張ってみてはいかがでしょうか!!