ミネラル2007/10/26 09:57

ミネラルと聞いて、身体にとって大切なものとイメージが浮かぶ方は多いかと思いますが、実際に何を指しているものかはっきり理解している方は少ないのではないでしょうか?


ミネラルとは、理科でいう化学記号(元素記号)で表せるもので、ビタミンの有機化合物に対し、ミネラルは無機質と言われるものです。


カルシウムや鉄は一般に知られているミネラルのひとつですが、これらは身体に必要な微量元素と言われるものです。


身体に無くてはならないミネラル(必要微量元素)は20種類有り、その1つでも完全に身体から無くなってしまうと人間は死んでしまいます。


ミネラルの働きは、

 ①身体を構成する各細胞や皮膚の新陳代謝に必要不可欠。

 ②ビタミンと共同で身体の機能を維持します。

 ③身体のpH(弱アルカリ性7.3)を維持し、身体が酸性に傾くのを防ぎます。

 ④細胞の浸透圧を維持し、細胞内液と細胞外液のバランス調整を行います。


ミネラルは体内では生産できず、また不足すると欠乏症になり各器官が機能しなくなってしまうため、食事でしっかり補給しなければなりません。


例えば、筋肉に力を入れ動かす時は、筋肉細胞の外にあるミネラルの一部が中に入り、筋肉細胞の緊張を高め、力が入ります。

また、違うミネラル分が筋肉細胞内に入り、先程入り込んだミネラルを細胞外に放出すると筋肉が緩みます。


この筋肉の動きにおいてミネラル分が不足していると、筋肉がつったり、ケイレンを起こしたりします。


ミネラル不足で起こる症状としては、

   亜鉛 - 味覚障害
   カルシウム - 骨粗しょう症
   鉄 - 貧血
   マグネシウム - 虚血性心疾患       など・・・・

まだまだたくさんありますが、現代の食環境においては食品添加物や農薬、化学肥料や汚染などにより食材の持つ栄養素は減少し、さらに胃腸からの吸収率も低下しています。


特にミネラルを必要とする方は、

  ・成長期の子供
  ・閉経期を迎えた女性
  ・酒、たばこ、コーヒーをたくさんのむ方
  ・妊娠中の女性
  ・副作用の強い薬を服用している方
  ・ストレスを強く感じている方

などです。

上記の方たちは、たくさんミネラル分を消費してしまいますので意識して摂取するように心がけてください。


最後に、身体に必要な20種類のミネラルを紹介します。


  ・塩素 (胃液に存在し消化作用に関与。)

  ・ナトリウム (大部分が細胞外液に存在。細胞の活動に関与。)

  ・カリウム (筋肉の活動や神経伝達に関与)

  ・リン (主に骨に存在。エネルギーとしても必要。)

  ・硫黄 (化合物としてタンパク質などに関与。)

  ・カルシウム (骨の主成分。脳や筋肉の活動に必要。)

  ・マグネシウム (代謝に必要。細胞のカルシウム量の調整など。)

  ・鉄 (血液に関与。)

  ・亜鉛 (DNA、タンパク質合成。疲労、傷の回復に関与。)

  ・マンガン (成長や代謝に必要。)

  ・クロム (インスリンの調整。糖、脂質代謝に関与。)

  ・銅 (発育、発達に関与。)

  ・ケイ素 (コラーゲンとともに組織を強化。)

  ・フッ素 (虫歯の予防。)

  ・モリブデン (酵素の構成成分。)

  ・臭素 (精神の安定。)

  ・ホウ素 (細胞壁、細胞膜を構成。)

  ・コバルト (造血機能に関与。貧血を防ぐ。)

  ・セレン (抗酸化作用、免疫機能に関与。)

  ・ヨウ素 (甲状腺に関与。)